運用経験15年のベテラン・ファンドマネージャーが語る株式投資のススメ

自信を持ってオススメする「投資家の教科書」

オススメ図書

ピーター・リンチの株で勝つ|ピーター・リンチ(著)

ピーター・リンチの株で勝つ

 著者ピーター・リンチは、全米NO.1ファンドマネジャーとまでいわれた株式投資界の伝説の人物である。ピーター・リンチは1977年から1990年の13年間で、2000万ドルだったマゼラン・ファンド(フィデリティー)を140億ドルという驚異的なファンドに育て上げた。

 本書は、1989年に出版された原書『ONE UP ON WALL STREET』の邦訳である。本書はリンチが個人投資家に向けて「基本的な情報と勇気を与えるため」に書いたものである。プロの投資家として成功の秘訣を余すところなく語る一方で、プロが買う株や市場の噂に惑わされず、アマチュアの優位性を遺憾なく発揮した投資法を説く。

 本書は、株の判断に役立つ数字の解説や株の分類による株動向のとらえ方、情報収集のポイント、ポートフォリオ、売買のタイミングなど、投資の基本から実践的な内容までが並ぶ。 本書から得られる投資の基本的な知識、考え方、心構えは普遍的なもので示唆に富んでおり、初心者だけでなく、ある程度経験を積んだ投資家にとっても得られるものは多い。


賢明なる投資家|ベンジャミン・グレアム (著)

賢明なる投資家

 米国において投資家の父と呼ばれ、バリュー投資理論の考案者であるベンジャミン・グレアム(1894〜1976)の『The Intelligent Investor』の翻訳本である。本書は、個人投資家やウォール街の金融プロフェッショナルの間で、投資理論書のバイブルとなっている本である。バフェットが師と仰ぎ、尊敬したベンジャミン・グレアムが残した「バリュー投資」の最高傑作。原書は、今でもアメリカでロングセラーであり続けている古典的名著。

 本書の目的は、「投資戦略を決定したり、それを実行に移すための手法を投資の初心者にも理解できる形で示すことにあり、貯蓄を主目的とする人々と投資家の双方に対し、債券や株式といった有価証券への投資に回そうと彼らが考える資金の運用について、大きな過ちを犯すことのないよう導き、不安なしにいられる投資方針を作り上げる」一助となることで一貫している。投機を避け、ポートフォリオの運用方針を単純化(優良債券の購入および優良企業の普通株への分散投資)することの重要性などを強調している。

 バリュー投資を勉強したい方には、お勧めしたい「投資家の教科書」である。